
の推進を図る。
?エイズの今後の増加が懸念されることに鑑み、エイズに関する知識の周知徹底等その防止対策を推進する。
(4)外国人船員に対する安全衛生教育等の徹底
外国人船員との混乗が年々多くなってきていす。意思伝達や指示の行き違い、あるいは習慣の相違等により災害や疾病の発生するおそれが増大してきており、安全衛生面の充実が急務となっています。
このようなことから、外国人船員に対する船員法等関係法令の周知や、安全衛生教育の徹底を図るとともに、外国語による安全作業マニュアルの作成、作業基準の見直し、外国語による危険等に関する標示、レクリェーション設備や相談体制の整備等の安全衛生対策を推進しましょう。
(5)労働時間短縮の積極的推進
休日、休息時間等の時間的ゆとりを確保することにより、心身両面の疲労の回復を図り、船員の安全と健康を維持増進するため、関係方面の理解を求めつつ、十分な乗組員数の確保、荷役作業、船倉清掃作業等の軽減等について検討するとともに、労働時間短縮の着実な推進を図りましょう。
(6)船内飲用水の水質検査及び遊離残留塩素の含有率の検査並びにタンク等の洗浄等による適正な水質管理の徹底
船舶の飲用水管理は、陸上と同様な水質基準の飲用水を乗組員が随時使用できるように衛生的に保持することを目的としています。船舶の飲用水はタンクに貯蔵されてからも、ポンプ・圧力タンク等や長い管系を経て給水されるため、汚染に対する厳重な注意が必要です。
飲用水は食品と同様に必ず摂取しなければならないものであることから船舶飲用水の管理責任者は適切な管理を行うための知識を習
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